看護師の特定行為研修について

看護師の特定行為研修について

厚生労働省が2015年10月に施行した新たな研修制度で、当院は、2017年8月2日に厚生労働大臣から「特定行為に係る看護師の研修制度(特定行為研修)」の指定研修機関として指定を受けました。 特定行為とは看護師が実施する診療補助行為の一種で、21区分38行為が指定されています(下記)。特定行為を行う看護師は、予め決められた一定の研修を履修(特定行為に必要な知識や技術、法制度、役割など)し、修了した上で、予め作成された手順書(指示書)に従って特定行為を実施することになります。

当院は「呼吸器(気道確保に係るもの)関連」、「呼吸器(人工呼吸療法に係るもの)関連」、「血糖コントロールに係る薬剤投与」の3区分(6行為)について、2017年10月より研修を開始しました。

看護師の特定行為研修について

特定行為に係る看護師の研修制度(特定行為研修)

研修修了者の業務について

当院では2018年4月より1名、同9月1日より3名の看護師が特定行為研修を終了して実務を開始しております。患者さんの病状や状態に、より柔軟かつ迅速に対応できるようになり、チーム医療の推進とともに、患者さんの療養生活の質の改善を目指し、日々活動を展開しております。

特定行為研修あるいは業務についてお問い合わせのある場合は、下記にご連絡下さい。

お問い合わせ先

〒108-0073 東京都港区三田1-4-17
東京都済生会中央病院 人材育成センター

TEL 03-3451-8211 (内線6350)
FAX 03-5444-3590

特定行為区分及び特定行為(21区分38行為)

特定行為区分 特定行為 当院で研修できる科目
呼吸器(気道確保に係るもの)関連 経口用気管チューブ又は経鼻用気管チューブの位置の調整
呼吸器(人工呼吸療法に係るもの)関連 侵襲的陽圧換気の設定の変更
非侵襲的陽圧換気の設定の変更
人工呼吸管理がなされている者に対する鎮静薬の投与量の調整
人工呼吸器からの離脱
呼吸器(長期呼吸療法に係るもの)関連 気管カニューレの交換  
循環器関連 一時的ペースメーカの操作及び管理  
一時的ペースメーカリードの抜去  
経皮的心肺補助装置の操作及び管理  
大動脈内バルーンパンピングからの離脱を行うときの補助の頻度の調整  
心嚢ドレーン管理関連 心嚢ドレーンの抜去  
胸腔ドレーン管理関連 低圧胸腔内持続吸引器の吸引圧の設定及び設定の変更  
胸腔ドレーンの抜去  
腹腔ドレーン管理関連 腹腔ドレーンの抜去(腹腔内に留置された穿刺針の抜針を含む。)  
ろう孔管理関連 胃ろうカテーテル若しくは腸ろうカテーテル又は胃ろうボタンの交換  
膀胱ろうカテーテルの交換  
栄養に係るカテーテル管理(中心静脈カテーテル管理)関連 中心静脈カテーテルの抜去  
栄養に係るカテーテル管理(末梢留置型中心静脈注射用カテーテル管理)関連 末梢留置型中心静脈注射用カテーテルの挿入  
創傷管理関連 褥(じょく)瘡(そう)又は慢性創傷の治療における血流のない壊死組織の除去  
創傷に対する陰圧閉鎖療法  
創部ドレーン管理関連 創部ドレーンの抜去  
動脈血液ガス分析関連 直接動脈穿刺法による採血  
橈骨動脈ラインの確保  
透析管理関連 急性血液浄化療法における血液透析器又は血液透析濾過器の操作及び管理  
栄養及び水分管理に係る薬剤投与関連 持続点滴中の高カロリー輸液の投与量の調整  
脱水症状に対する輸液による補正  
 
感染に係る薬剤投与関連 感染徴候がある者に対する薬剤の臨時の投与  
血糖コントロールに係る薬剤投与関連 インスリンの投与量の調整
術後疼痛管理関連 硬膜外カテーテルによる鎮痛剤の投与及び投与量の調整  
循環動態に係る薬剤投与関連 持続点滴中のカテコラミンの投与量の調整  
持続点滴中のナトリウム、カリウム又はクロールの投与量の調整  
持続点滴中の降圧剤の投与量の調整  
持続点滴中の糖質輸液又は電解質輸液の投与量の調整  
持続点滴中の利尿剤の投与量の調整  
精神及び神経症状に係る薬剤投与関連 抗けいれん剤の臨時の投与  
抗精神病薬の臨時の投与  
抗不安薬の臨時の投与  
皮膚損傷に係る薬剤投与関連 抗癌剤その他の薬剤が血管外に漏出したときのステロイド薬の局所注射及び投与量の調整