理学療法士/作業療法士/言語聴覚士

急性期リハビリテーション 急性期リハビリテーション

当院は急性期総合病院であり、ICUや病棟、脳卒中リハビリ室、心臓リハビリ室、リハビリテーション機能訓練室などを使用し、様々な病態に合わせた入院患者の急性期リハビリテーションを提供しています。

 

運動器リハビリテーションは一般的な整形外科疾患に加え、三次救急を対象とした高エネルギー外傷による多発骨折や脊髄損傷なども医師の指示の下、早期より介入しています。

脳血管リハビリテーションではSCUが6床あり、早期より運動療法、物理療法、ADL練習、高次脳機能練習や構音・嚥下練習等を実施しています。病棟には脳卒中リハビリ室を設けており、超急性期から集中的に介入しています。

心臓リハビリテーションでは病棟に心臓リハビリ室を設けており、心電図をモニタリングしながらプロトコルに基づき介入しています。カテーテル治療も多く行われており、早期に社会復帰される方に関しても、患者指導を行っています。 

呼吸器サポートチーム(RST)では療法士がチームの一員となっています。対象となる患者に対し、評価や呼吸介助、体位変換などを行い、主治医と連携して最適な呼吸管理を行っています。

 

嚥下障害患者に関しては耳鼻科と連携し、嚥下造影検査や嚥下内視鏡検査を実施しています。さらには栄養管理科と相談し嚥下食の調整を行っています。

ICUでのリハビリテーション ICUでのリハビリテーション

当院は三次救急医療機関であり、高エネルギー外傷や院外心停止などの重症患者がGICUやEICUに入院しています。病状の変化に合わせたリスク管理を行いながら、ICU入室早期からリハビリテーションを開始することにより、患者さんのADLを維持・改善しQOLの改善や早期回復を目指しています。GICUでは早期離床・リハビリテーション加算の算定を行っており、専属の療法士が集中治療科医師や看護師、管理栄養士らと毎日カンファレンスを行い、早期離床プロトコルに基づき介入しています。

病棟専従療法士の取り組み 病棟専従療法士の取り組み

2020年より、ADL維持向上等体制加算の算定が開始となりました。専従の療法士を病棟に配置しており、看護師らと共に入院患者の状態把握を行い、必要に応じてリハビリテーションの実施、自立支援や重度化防止に繋がるサービスの情報提供をしています。

チーム・ユニット体制 チーム・ユニット体制

ユニット構成

2つのユニットに分かれて臨床業務を行っています。ユニットは理学療法士・作業療法士・言語聴覚士で成り立っています。各ユニットに係長、主任、副主任がそれぞれ配置されており、臨床経験や教育的側面を考慮しバランス良く療法士が配属されています。またユニットは3~4人から成るチームで構成され、各々のチーム内で担当患者の情報交換や申し送り、介入方針に関するディスカッションを行っています。多様な障害像に対応できるリハビリテーションを経験出来るジェネラリストおよびスペシャリストの育成に資するため、年に一度ユニットのローテーションを行います。

働きやすさにおける取り組み 働きやすさにおける取り組み

ワークライフバランスの推進

当科ではワーキンググループなどで業務の見直しを適宜行っており、ワークライフバランスについて約9割の職員が満足・やや満足と回答しています。具体的には、希望通りの休みが取りやすい、長期休暇が取れる、有休日数が多いなど有給休暇に関する回答が多く、2022年度の有給休暇取得日数の平均値は、年間20.3日でした。また、科内全体で業務量調整が行われているため、残業時間が少ないという回答もみられました。他にも、月1回のNo残業デーを自分で決められる、子育て中の職員が看護休暇や育児休暇を利用しやすい、急な休みを取りやすいなどの回答がありました。

スタッフ構成

リハビリテーション技術科スタッフ総計26名の経験年数別内訳と男女構成比は以下の通りです。(2023年6月現在)

ICTに基づいた業務管理

学術活動管理、勉強会・研究サポート申請、資料閲覧、科内会議の議題提案、休暇申請等のペーパーレス化を実施しスマートフォンやパソコンでの申請・管理を行っています。

※ICT(Information and Communication Technology):情報通信技術

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    03-3451-8211(代表)

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