臨床研修室 NEWS

院内ACLS勉強会

循環器科ドクターによるACLS講義・実習。まずはアルゴリズムを講義で再確認。

 続いて、人形を使っての実習にうつります。なんと、この人形しゃべるし、うめきます。

上級医によるデモンストレーション。デモとはいえ現場の空気が張り詰めます。

 実際に病棟での急変に一番に駆けつけることが多いのは研修医です。

そんなときに戸惑わないためには、こうした繰り返しが一番大切なのです。

 院内職員対象のBLS講習会のインストラクターを務めることもあります。

ずらりと並んだ首だけ人形。中心静脈カテーテルの穿刺実習です。

 まずは穿刺方法の確認。講師陣は歴代チーフレジデント。

当院の研修の評判ある点として、病棟などでの手技の実践の機会が多いことがあります。

 指導医が多いことから、病棟でしっかりと見てもらいながらの実践が可能となります。

実習でも、一つ一つの手技の意味から上級医が指導していきます。

 一年経てば、後輩に立派に手技を教えれるほどになれるはず。

総合診療内科研修風景

朝は前日の入院患者についてフルプレゼンテーション。指導医からプレゼン、アセスメントへのフィードバックがもらえます。

 朝は全員で全患者の回診。指導医の前で診察をすることで、身体所見の取り方、評価について指導を受けれます。この日の方針もこの時に相談。

 救急隊から要請があれば、この救急外来で対応。病棟業務を行いつつ、救急対応も行うのがN棟での研修の特徴。慢性期、急性期ともに学べます。

 プレゼンカンファの光景。入院中の患者について経過を含めてフルプレゼンテーション。市中病院ではプレゼンの機会が少ないことが欠点とされますが、N棟で鍛えられます。

 基本は病棟での業務。N棟ではレジデント主導で治療が進んでいきます。自分から積極的にチーフレジデントに方針を提案していくことで、自分が治療している実感を持てます。

 N棟は1年目2人、2年目1人、3・4年目1人、6年目のチーフレジデントという若いチームで診療を進めます。

 自分が診療を進めていく経験は貴重ですが、当院の研修で最もハードといわれることもあり、こんな光景も…

2012.4 新R1入職、新入職研修医オリエンテーション風景

オリエンテーションは病棟配属前2週間しっかりと行われました。写真は当院院長とのオリエンテーション。

医療面接のグループワーク。グループワークやディスカッションで同期とも親しくなっていきます。

筋肉注射の実技。ラインや、採血といった実技は患者さんの気持ちも体験します。

SCH 臨床研修 report

2012.2 全国済生会屋根瓦研修推進のためのワークショップ 当院主催で開催

東京都済生会中央病院 副院長・教育研修センター長 中川 晋

総合心療内科 専修医 伊藤 航人

第1回全国済生会屋根瓦研修推進のためのワークショップ(WS)を終えて

副院長・教育研修センター長 中川 晋

2月17日、18日の2日間にわたり、上記WSが、東京ディズニーシー並びに新浦安カンファレンスセンターで開催されました。本WSは、全国済生会医師教育研修企画会議(通称SET:Saiseikai Educational Team)が企画したもので、今回が初回です。当院が初回の担当病院となり、ディレクターは高木院長、チーフタスクフォースを私が務めました。

1日目は、ディズニーアカデミーのインストラクターによる「トレーニングディズニーウェイ」のインタラクティブな講演、午後には「パーク体験」で現場のインストラクター活動を体験してもらいました。

普段味わえないディズニーの別の姿を見ながら企業における人材育成法を学ぶ、医療現場における人材育成について考えることが今回の表テーマでしたが、実は『普段交流のない全国の後期研修医を一堂に集め交流を図る』という裏テーマも十分に達成でき、チーフとして非常に満足しています!

済生会では、SETが中心になり、今回の企画のほか、初期研修医合同セミナー、指導医養成WSを開催しています。全国に広がる済生会のスケールメリットを生かし、『教育の済生会』をブランドとしてアピールする計画です。今後もSETが生み出す新企画に、是非、注目いただきたいと思います。

第1回全国済生会屋根瓦研修推進のためのワークショップ(WS)に参加して

総合診療内科 専修医 伊藤 航人

ディズニーでは毎年多くのアルバイトが卒業し、そして新人アルバイトが入職します。しかし業務やホスピタリティーの質の高さは、来場者ならば知るところでしょう。今回ディズニーのホスピタリティーや教育システムを済生会の屋根瓦教育に生かすためのワークショップが開催され、全国の済生会後期レジデントが集まりました。

ディズニーの教育システムは、現場上がりのトレーナーが新人を教育し、その新人が次のトレーナーとして育っていきます。そして行動規準に則って、on the job と off the job のトレーニングを繰り返し、質の高いホスピタリティーをチームで作り出していきます。ベッドサイドとカンファレンスとを往復する我々の臨床と同じで、ディズニーのシステムやノウハウから参考にできることがいくつもありました。

全国の済生会レジデントとの交流も新鮮でした。屋根瓦教育システムの必要性や問題点を議論していく中で、全国の仲間も実際の臨床教育の難しさや後輩の成長に喜びを感じ、志高く頑張っていることを知りました。自分にとって大きな励みとなるとともに、屋根瓦教育は後期レジデントの気持ちの熱さと層の厚さが重要であることを再認識しました。

他業種の良いところを知ることで我々のスタイルをさらに磨き、活気ある済生会後期レジデントがより良い臨床研修を目指せる、本当に有意義な2日間でした。

ワークショップ風景

初日は何と、ディズニーシー・ホテルミラコスタ内でディズニーの教育風景、ホスピタリティーについてお勉強!

当院からも高木院長、中川先生をはじめ、多くのスタッフが参加しました。

午後はパーク内での教育風景、ホスピタリティーの実践の見学。

1日目夜は懇親会。環境の違う全国の済生会レジデント情報交換し、有意義な時間でした。

チーフタスクフォース中川先生によるワーキングの説明。

各グループごとでより良い臨床研修を目指してワーキング。

グループごとに各ワーキングの発表、そして全体の総括。

次世代の済生会研修をより良いものにするための素晴らしい2日間となりました。