本邦では現在、糖尿病の患者さんの数は増加の一途をたどっております。糖尿病の重大な合併症の一つである糖尿病足潰は、一度発症すると、治癒するのは困難であり、また高い確率で再発します。糖尿病による足潰瘍など足病変は、糖尿病神経障害や網膜症などの視力障害から、傷があっても気がつきにくく発見が遅れてしまうこと、血流障害により潰瘍になってしまうこと、また傷が治りづらく治癒が遅れてしまうことなどが、発症の大きな要因といわれています。そのような足潰瘍を発症させないためには、早期発見、そして潰瘍を発症させない、いわゆる予防が大事になります。
当院では、足の潰瘍を予防するために、フットケア外来を設立いたしました。「足の傷がなかなか治らない」、「どんな靴を履いても足が痛くなる」、「自分にはどんな靴があるの?」など、足に関するトラブルがありましたら、当院フットケア外来を受診していただければと思います。
医師らによる足の診察や糖尿病看護認定看護師・糖尿病療養指導士による足を守るための予防方法の指導、爪や胼胝の処置、そして義肢装具士による足を守るために自分の足の型を実際にとり、自分の足に合った靴をお作りすることも行っております。