臨床工学科

治療内容・特色・実績

現代医療では、高度医療機器が治療において重要な役割を果たしており、中でも生命維持管理装置(人工心肺、人工腎臓、人工呼吸器、etc)は、安全性や信頼性が患者生命に直接影響することから、その操作・保守管理は専門性を高く求められます。それらを担うべく、臨床工学科(臨床工学技士)は機器の中央管理・臨床技術提供・ME機器教育を業務三本柱とし、チーム医療の一員として日夜活動しております。


心臓カテーテル検査にてポリグラフ操作


心臓外科手術にて人工心肺操作


保守管理業務、人工呼吸器メンテナンス


病棟ラウンド、ベットサイドの生命維持監視装置

臨床工学科の業務

中央管理

ME機器一台毎にカルテを作成し、それをベースに機器属性として管理しています。機器一台毎の履歴管理をする事で、機器の運用状況把握をし、故障状況を系統だてする事で起こりうる故障等を未然に防止を目指しております。機器使用に於いての安全精度管理及び機器の適正運用・台数・ライフを見極め、修理・点検・計画更新をするなど経済的効果をも目指しています。

臨床技術提供

医事第57号 昭和63年9月14日発布 「臨床工学技士業務指針」を基本に業務を行っています。
以下に示す機器に対し、医師の指示のもと操作運転・管理を行います。
人工呼吸器・血液浄化装置(人工透析装置etc)・人工心肺装置・自己血回収装置・IABP・PCPS・除細動器・体外式ペースメーカ 等
これらに対し、24Hrのオンコール体制で対応しております。

ME機器教育

医療安全の確保を目指し、ME機器への正しい取扱い等の講習やマニュアル作りを行っています。
ME機器取り扱い院内講習会(医師及び看護師対象)

  • 新入職医師と看護師に対して年度毎に行う。
  • 新規導入機器毎に行う。(導入前にデモコーナーを設置、触ってみようコーナー設置説明会等)
  • 病棟や診療科の勉強会支援。
  • 臨床工学科、体験講習の実施。(吸ってみよう人工呼吸器や触ってみようIABPコーナー設置等:不定期)
  • 臨床研修室の支援
  • 専門学校等の学生教育支援。

2005年、主な活動実績

  • 中央管理関連業務
  • 貸出・返却(日常点検の延べ件数)11974件、修理339件、定期点検448件
  • 臨床技術提供
  • 血液浄化関連業務(血液透析・持続透析・各種吸着療法・抹消血幹細胞採取・etc) 合計8821件
  • 循環器関連業務(人工心肺・IABP・PCPS・etc) 合計 224件
  • 人工呼吸器関連業務(稼働数・使用後点検・回路交換・移動・etcの延べ件) 合計 366件

スタッフ

臨床工学技士 11名

その他の特記事項

  • 認定資格保持者
  • 呼吸療法認定士 4名・透析療法認定士 5名・体外循環技術認定士 2名
  • 臨床ME専門認定士2名